首都ヴァレッタ ( Valletta )
マルタには鉄道が無く地上の移動はバスかタクシーになります。
タクシーはぼられるそうなので、バスを利用していました。
全てのバスはヴァレッタから出発するので
どのバスに乗っても一度はヴァレッタに行きます。
料金も安く暑い事と運転手の態度を除けば結構便利でした。
だからマルタに着いたら先ずバスのルートマップを買うことをお勧めします。
バスの運ちゃんは嫌いだった(一度お客と喧嘩して何処にも
止まらないで走り続けた時があった・・・)けど、一般のマルタ
の人達は皆やさしかった。
バス停で乗るバスが見つからなくて迷った時、一見恐そうな
おじさんが『何処へ行きたいのか』と聞いてきたので、
『サンジュリアンに帰りたい』と言ったら、そのバスまで連れてってくれた。
街であった子供たちも皆笑顔で『hallo』って声を掛けてくれた。
子供たちの笑顔にはとても癒されました。
バス停
バスには全て番号が付いていて、マップを見て行きたい場所に書いてある番号のバスに乗れば良いのです。
チケットは運ちゃんから直接買います。
おつりは滅多にくれないから小銭は沢山持っていました。
バス停から市門をくぐり抜けると目の前に世界遺産に指定
されている近代城塞都市ヴァレッタが広がりました。
1571に完成したこの城塞都市は当時の街並みがそのまま
残っており中世にタイムスリップしたかのようでした。
ヴァレッタの建物の特徴は出窓だそうで、どの家も写真のように
おしゃれな出窓がついていました。
こんな美しい町に住んでいるマルタの人達がとても羨ましく
思えました。
街並みは昔のままですが中はさすがに改装されていて
バージンレコードなど様々な店が入っていました。